日本の組織は内部告発だのみ?


今回の事故米問題も、内部告発、厚生年金の標準報酬改ざんへの組織的関与も、内部告発で明らかになったようだ。
要するに日本は民間の組織も公的な組織も、通常の報告・意思決定の経路では不正をやめることができず、内部告発という「異常な」経路に頼らざるを得ないということだ。

考えてみればこれは絶望的な日本社会全体の機能不全と言える。おそらく日本中の民間・公的な組織に、同じように「やめられない不正」が隠れており、内部告発を待っているのだろう。
インターネット放送局「ビデオニュースドットコム」によれば、そもそも今回のニュースを伝えているメディア各社も、記者クラブ制度という一種の公然たる「自主言論統制」をしいていて、十年に一度くらい散発的に告発本が出版されるが、改善される気配がないとのことだ。
当然あなたの勤めている会社にも、内部告発がなければ正されない不正行為は小さなものから、大きなものまで、何か必ず起こっているはず。
そう考えると、日本社会って何なんだろうと思わずにいられない。