自殺予防週間と『生きてることが辛いなら』

ご承知のように昨日の2008/09/10の自殺予防デーを中心に、09/10から09/17までは2003年世界保健機構が決めた自殺予防週間だ。

2008/09/14に東京ビッグサイトの国際会議場で開催される世界自殺予防デー・シンポジウムには出席しようと思っている。主催者である日本最大の自殺対策NPO自殺対策支援センターライフリンクのウェブサイトはこちら。
日本は景気循環から言えば再び下り坂なので、来年の自殺者も増えこそすれ減りはしないだろう。やり直しがきかず、同調圧力が強く、悪しき結果平等主義で、若者にとっては先が未来に希望が持てないこの国が、年間自殺者3万人のトンネルから抜ける方法は、そう簡単に見つからないだろう。
最近、自殺に関連して話題になっているのは森山直太郎の「生きてることが辛いなら」か。「生きてることが辛いなら/いっそ小さく死ねばいい」という歌詞が自殺を助長するおそれがあるということで、賛否両論が起こり、一部のコンビニが店内放送でこの曲を流さないと判断したとか。
このコンビニのように、自殺について語らず、「臭いものにフタ」する「事なかれ主義」こそ、年間自殺者3万人を生み出す土壌になっているのだが、自殺志願者に対して「死ぬな」というメッセージが有効だと誤解している人が、まだまだ多数派らしい。これではやはり自殺者は当分減りそうにない。
森山直太朗 - 生きてることが辛いなら - EP森山直太朗 – 生きてることが辛いなら – EP