日経社説のサマータイム擁護論は森林資源のムダ

今朝の日本経済新聞社説のサマータイム議論は完全にナンセンスだ。北海道は緯度が高く、夏冬の日照時間差が大きいのでサマータイムに適している。そこまではいい。しかし、そこからなぜ日本全体でも導入検討すべきという結論が出るのか。こじつけも甚だしい。
日本の中で北海道だけでサマータイムを導入するのは、どう考えても不合理である。
例えば、同じ会社の東京拠点と札幌拠点の勤務時間がずれれば、ほとんどの事業所で、札幌が東京に合わせて残業せざるを得なくなるのは目に見えている。
サマータイムを導入すれば、費用より効果の方がはるかに大きいというのは、所詮、経営者側の論理でしかない。数字など作ろうと思えばいくらでも作れるからだ。
地球環境のためにサマータイムを導入するというなら、サマータイム導入の前に経営者としてやるべきことは山ほどあるだろう。まず某下着メーカのように、強制的にホワイトカラーの残業を禁止したらどうか。週二日でもいい。そうすれば確実に省エネになる。
それさえやらない経営者が、サマータイムを労働強化のために利用しないわけがない。最初から底が見えている話で、こういう無駄な議論はもうやめてもらいたい。