川田亜子さんの自殺

元TBSアナウンサーの川田亜子さんが2008/05/26早朝に乗用車の中で自殺しているのが見つかったそうだ。ご冥福をお祈りする。
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産経新聞掲載の事務所コメントによれば、5月上旬頃から様子がおかしかったとある。おそらく鬱病の兆候だろう。詳しい経過はオーマイニュースの記事『フリーアナウンサー川田亜子さんが自殺』にある
川田亜子さんのオフィシャルブログ『Ako’s Style』は、今日現在まだ閲覧できる。オーマイニュースの記事によれば、2008/05/12付けの下記の日記が、その後削除されるということがあったようだ。
「母の日に私は悪魔になってしまいました。生んでくれた母に、生きている意味を聞いてしまいました。母の涙が、私の涙がとまりませんでした。母の涙が耳の奥で響いているのです」
この日記の後、2008/05/14に川田亜子さんは「元気になるまで」いったんブロクの更新をやめることを宣言する。おそらく自分の鬱病を自覚していて、落ち着くまでブログを書くべきでないと感じたのだろう。
しかしその同じ日に「自分の気持ちが伝えられないのは寂しいですね」と、すぐ更新を再開している。この記事から、読者コメントの数が突然100を超える。過去の日記を読むと、川田亜子さんはウィルコムの「Advanced/W-ZERO3 [es]」でブログを更新していたことがわかる。
亡くなる前、私的な感情を書いた最後の2008/05/22の日記にも心が痛む。タイトルは「仕事の合間」。
「一番苦痛であります。昔は本を読んだりお茶をしたり、ぽーとしたり。楽しかったのに…今はせつないです。豪華なホテルのロビーで優雅に幸せそうにしている方々を眺めてながら、移りゆく景色に胸がきゅーとしめつけられます」
平凡な幸せの光景が、自分とまったく縁のない、まるで別世界の出来事のように感じられ始め、他人にとって当たり前のことが、自分にとっては手の届かないことに思えてくると、この世界に生き続ける意味は、たしかにほとんどなくなる。
2008/05/20の「移動」というタイトルの日記は、よく理解できる。
「移動しているときって好きなんです。移動しているから…。わかるかな…車窓から 電車の中から…動いている風景。
こうしてメイクをして仕事の準備をして移動しない空間にいると取り残されている感じ」
以前この「愛と苦悩の日記」に、僕も移動中の電車が好きだと書いたことがある。そのまま永遠に電車に乗り続けられたらと。川田さんが表現したかったことを表現すれば、移動中の場所は、いわば「どこでもない場所」だからだ。
移動が終わり、ある場所にたどりつくと、否応なしに僕らはまた「日常生活」に引き戻される。「日常生活」に自分の居場所をさがしにくい人にとって、それがいかに苦痛であるか。
他の人たちが「日常生活」に何の違和感もなくおさまっているとなりで、自分だけが居心地悪く生きなければいけない。「取り残されている感じ」がするのも当然だ。
日曜日の夜。最近、日中暑くなってきたとは言え、朝晩はまだ涼しい。練炭を炊いても、車内はそれほど暑くならなかっただろうか。芝浦埠頭の人気ない場所で、川田亜子さんが、最期くらいは穏やかな気持ちでいられたことを祈りたい。
もう電車を降りなくてもいいですね。車窓を流れる風景を、心静かにずっと眺めていて下さい。

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