渋谷「香港王」に少しガッカリ

今日はじめて渋谷の華流ショップ「香港王」に行った。東京都内に住んでいながら渋谷に行くのが数年ぶりで、人の多さに辟易したが、TOWER RECORDSの奥、靴のABCショップの隣の雑居ビルの8階のマンションが店舗だ。
入店すると大阪弁の男性店長にいきなり元気な声で「いらっしゃいませ。ブルース・リー関連をお探しですか?何かあったら言ってくださいね」。僕は自分が話しかけられているのだとは思わなかった。
店内を見ると20代とおぼしき女性客が数名。飛輪海やF4など、台湾男性アイドルが目立つ品揃えのところへ、四十がらみの男性客が入ってきたので、ブルースリー目当てと思われても無理はなかったのかもしれない。

ようやく自分が話しかけられていると分かった僕は、「はい、すみません」と答えたきり黙々と狭い店内のCDコーナーを物色した。劉若英のアルバム『我很好』が1枚だけある。范玮琪も1枚だけ。谭维维も「超級女声」のコーナーに1枚だけ。王菲は5、6枚と他の女性歌手に比べるとかなり多め。梁静茹はどこ?順子は…

すると男性客が一人入ってきて、店長とブルース・リーのマニアックな雑談を延々と話し始めた。僕のような台湾女性歌手ファンの30代日本人男性は、よっぽど珍しいのか。
「香港王」さんには悪いのだが、とにかく品揃えが偏りすぎで、僕には全く使えなかった。『康熙来了』の字幕なし版DVDだって1,800円もする。輸入CD、DVDも全般的に価格が高い。
中華圏で普通の中国の方々に人気の歌手のCDやVCD、ドラマDVD、一般的な中国語の雑誌や書籍を買いたいなら、新大久保駅前の「中文書店」の方がはるかに品揃えが豊富である。
出張などでたびたび大阪に出かける機会のある方は、同系列の大阪・日本橋の商業ビル「上海新天地」1階にある「中文書店」の方が、さらに品揃えが豊富だ。
ということで「香港王」さんには重ね重ね申し訳ないのだが、今日はわざわざ渋谷まで無駄足を踏んでしまった。というより、僕がすでに「香港王」さんのような日本人向け華流ショップでは満足できないところまで、中華圏の音楽に踏み込んでしまっているだけなのかもしれないが。