司法判断無視の自衛隊トップ

やはり日本はかなり危険な国になりつつある。名古屋高裁のイラク輸送違憲判決について、航空自衛隊トップが「そんなの関係ねえ」と語ったらしい。憲法とは、国家権力の乱用から国民の権利を守るための法律だ。
その憲法についての司法判断を、航空自衛隊のトップが公然と無視する発言をした。これは、「自衛隊はいつでも憲法を無視して行動するつもりだ」と解釈されてもしかたない。重大な発言である。
今の自衛隊は、太平洋戦争が始まる前の日本軍と、ほぼ同じ発想になりつつあると考えていい。
この航空自衛隊トップの発言は、かえって米国も不安にさせるだろう。まして韓国や中国などの近隣諸国は、日本の”軍隊”が憲法を無視して再び暴走を始めるのではないかと危惧するはずだ。こういう事態は安全保障上、日本を不利にするだけだ。
非常に危険だ。危険な兆候だ。