Windowsベースの独自開発IP-PBX「スカイ IP-PBX」

ベンチャー企業独自開発のIP-PBXで導入実績の豊富な製品を見つけた。1997年設立のスカイウェイブ株式会社の「SkyIP-PBX」だ
ソフトバンクテレコム(旧日本テレコム)の画期的なフリーアドレスオフィス用のIP-PBXは、このスカイウェイブ社の「スカイIP-PBX」だったらしい。他にも三菱電機インフォメーションテクノロジー社の支店や、青汁で有名なキューサイ、KDDIネットワーク&ソリューションズ、秋田県横手市、山梨県甲斐市など地方自治体の導入事例もある。
接続内線端末数はハードウェアの性能によって無制限で、日本ストラタス社の冗長化サーバを利用したソリューションもある。ドコモの無線LAN携帯電話にも対応、日本の企業文化に対応したサクサのIP電話端末にも対応している。
事業パートナーとして、NECネッツエスアイ、日立コミュニケーションテクノロジー、NTTME、KDDIネットワーク&ソリューションズ、富士通ネットワークソリューションズなど、大手ベンダー系、大手キャリア系が名を連ねており、導入時のプロジェクト管理や、導入後の保守も一定の品質を期待できそうな印象がある。
国内企業が独自開発したIP-PBXの中では、かなり筋がよさそうな製品だ。
ただ、Googleで同製品を検索すると、2007年に入ってからは新しい動きはそれほどなく、この手の独自開発のIP電話交換機ソフトウェアの導入が、一段落して踊り場を迎えていることがよく分かる。
各企業の中小の拠点では、拠点間をIP化しさえすれば一定の通話コスト削減効果が出るので、わざわざ拠点内までIP化する必要はない、という判断の中堅・中小企業が多いということではないかと想像する。
しかしこの手のIP電話交換機ソフト、導入後正しく稼動しているのか、ベンダー自身の導入事例を除いて、客観的な評価を書いたサイトが見つからないのがやや気になる。