YouTubeに対抗して「MyTube」

この「愛と苦悩の日記」へのトラックバック先から知ったのだが、YouTubeに掲載されている動画を携帯電話で閲覧できる形式に変換するWebサイトがあるようだ。その名も「MyTube」というこちらのサイトである
正直言ってトップページはほとんど「18歳未満閲覧禁止」といった非常にいかがわしい雰囲気なのだが、実際に携帯電話から接続して何でもよいのだが試しにキャンディーズの『やさしい悪魔』をダウンロードしてみると、正しく動画として再生できる。技術的には確かなようだ。
YouTubeとは異なり、動画の分類が日本人にわかりやすくなっているし、何よりYouTubeがその名のとおり能動的に動画を創作して掲載することで、利用者の表現欲を満たすことを意図しているのに対し、MyTubeの方はいかにも日本人らしく、既存の動画を受動的に楽しむことを意図している。
結局のところYouTubeのようなCGM(消費者が作り出す媒体)は、利用者に能動的に表現する文化的背景があって初めて機能するのであって、平均的な日本人がブログやYouTubeを使っても、平凡な日常の垂れ流しや、既存の映像資産の受動的な享楽にしかならない。
この点でも梅田望夫氏がWeb 2.0の革命性を日本企業の経営者に説いてまわってもなかなか理解されないと嘆いているのは、見当違いもはなはだしい。米国と日本の文化的背景を理解していないのは梅田望夫氏の方なのだ。
シリコンバレーで長く生活する間にどっぷり米国文化に浸かりすぎたために、米国(特に西海岸)の文化的な文脈と日本のそれとの区別までつかなくなってしまったのだろう。梅田望夫氏はいい加減に、自説の不明を恥じるべきなのだが、まだ反省するつもりはないようだ。
最近の梅田望夫氏の見苦しいインタビュー記事はこちら。

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