夢の中で見た夢の中で見た町並み

最近よく夢を見て、しかもその内容が連続している。日本のどこかの地方都市にありそうな平凡な町並みが登場し、そこを歩きまわっているのだ。いかにもありそうなローカル線の駅があり、時刻表もいかにもといった感じで電車の本数が少なく、いかにもといった感じで制服を着た中高生が乗っていたりする。
いつもそんな夢ばかりでうんざりしていたら、今日はメタレベルの夢を見た。メタレベルという意味は、そういう夢について確認する夢を見たということだ。
つまり夢の中で、「あれっ?この土地、どこかで見たことがあるな」と思ったら、夢の中で見た、いかにもありそうな地方都市そのままじゃないか、と気づいて驚いたのだが、それが夢だった、ということだ。
今日、夢に出てきた土地は、おそらく岐阜県か静岡県の大きな川べりに広がる平野の町並みで、大きな工場があるわけでもなく、鉄道が通っているわけでもないので開発に取り残され、廃業したトタン屋根の雑貨屋がそのままになっていたり、ここに住んでいる人たちはどうやって生活しているのだろうといった感じだった。
それがあまりに本当にありそうな感じなので、あっ、これが今まで夢で見ていた町だったんだ、と夢の中で思わず納得してしまったのだ。
そうやって、覚めても、覚めても、夢の中で、その夢が覚めても、永遠に夢の中という小説がどこかにないか、ご存知の方はお教えいただきたい。