中村修二氏、陳腐な議論を展開

NHK教育テレビの『視点・論点』という短い番組で、中村修二が例によってアメリカの教育制度は良い、日本の教育制度はダメだという、時代錯誤も甚だしい名誉白人的な視野の狭い議論を延々とまくし立てていた。
臆面もなく陳腐化した教育論をまくし立てる彼の姿を見て、かつての努力の人もひとたび世間に持ち上げられればここまで堕落してしまうのだと憐れに思うとともに、梅田望夫氏のことを思い出した。
両氏の共通点は、「アメリカは良い(進んでいる)、日本は悪い(遅れている)」という恐ろしく単純な二元論で日本人の自虐性につけこんで、自分は知名度とそこそこの富を得ているという点だ。その論には根本的な独創性も説得性のある根拠もなく、極めて個人的な体験から得られた個人的な感想を、まるでそれが世界の原理か何かのように勝手に普遍化している点でも、両氏は共通している。
彼らのような言説をわざわざ取り上げるマスコミもどうかしているのだが、それが平均的日本人の限界であって、その限界があるからこそ、彼らのような名誉白人的な論客が「寄生」する隙間もあるということなのだろう。