CentOS導入まずまず順調

SOTECのノートパソコン「Afina AL7180A」へのCentOS4.3のインストールだが、結局Xウィンドウシステムはあきらめざるを得なかった。VIA社製のビデオカードKM400(VT8378)が正しく認識されず、GenericLCDドライバーというもののインストール方法も分からないので、英語モードのコンソールのみで使うことにした。
コンソールだけでもApacheやvsftpサーバ、sshサーバの設定は可能だし、Webブラウズは昔のlynxよりもはるかに使いやすいelinksというモジュールがインストールされているので、ほとんど問題ない。
ノートパソコンはLAN側でブロードバンドルータのDHCPを使わず固定でIPアドレスを設定するようにし、DynDNS.comの無償ダイナミックDNSサービスに登録してノートパソコン用の完全ドメイン名を取得、ダイナミックDNSサービスに対して定期的にIPアドレスを更新しに行く無償ツール「ddclient」もCentOSにサービスとしてインストールした。
ところがCentOSでhttpdを起動して簡単なindex.htmlページを作成し、別件で使用中の「さくらインターネット」のサーバにtelnetで接続して、外部のインターネットから自宅のノートパソコンのCentOSにtelnetで80番ポートに接続してもエラーになる。完全ドメイン名に対するpingは通るのに、telnetが不可能なのだ。
結局、自宅のブロードバンドルータの設定の問題だと分かった。まずパケットフィルタが、初期設定では全て拒否になっていることが分かり(よく考えてみれば当たり前の話なのだが)、WAN側からのhttp、ftp、ssh、httpsを通過させるようにした。それからNAT(アドレス変換)で、WAN側からの同ポートの通信をすべてノートパソコンのLAN側アドレスの同じポートに割り当てるように設定した。
その結果、外部のインターネットから無事、telnetで80番などのポートへの接続が可能になった。これで自宅のノートパソコンをインターネットに公開できる環境が整った。ノートパソコンを公開用サーバにするのはどうかとも思うが、別に常時起動させておくわけでもないし、わざわざLinuxの勉強用に新しいデスクトップパソコンを購入するわけにもいかないのでよしとする。
Linuxはモジュール同士の依存関係が面倒で、新しいモジュールやプログラム類の追加が難しいという先入観があったのだが、Red Hat系のCentOSには「rpm」でモジュール類を追加するときに問題になる依存関係を自動的に判断してくれる「yum」という便利なツールが付属しているのでずいぶん楽であることもわかった。
4年ぶりのLinuxへの挑戦は、どうやら軌道にのってきたようだ。