『サンデーモーニング』で浅井信雄氏の的外れな少子化対策発言

今朝のTBS系『サンデーモーニング』の「風をよむ」コーナーで「”母の日”に考える『子供』」と題して少子化問題が取り上げられていた。
そもそも『サンデーモーニング』は過去に石原都知事発言の日韓併合発言を捏造していたり、スポーツコーナー以外は真剣に観る価値のない番組だ。Wikipediaの『サンデーモーニング』の項目でも「風をよむ」は「全く的外れの主張をおこなっているときもある」とされている。
今日の少子化問題では浅井信雄が、少子化対策の「成功例」としてフランス政府の対策をあげていた。しかしこの「愛と苦悩の読者」はご存知のように、先月の『COURRIER JAPON』がフランスの出生率が上昇したのは、主に社会全体が保守化しているためだと書いていた。子供を産まない女性に対する、男性や年長の女性の「口撃」が強くなっているとのことだ。
フランスは先進国の中でも女性に対する差別が根強い国で、だからこそ50~60年代にボーヴォワールを代表とするフェミニストたちの強烈な反対運動が起こったわけだが、90年代から巻き戻しが始まっているということらしい。
もちろんこれは、あくまで『COURRIER』誌の主張でしかないが、浅井信雄氏も、フランスの出生率上昇、イコール、フランス政府が金をつぎこんだからだと発言するのは、「国際政治学者」としてあまりにおそまつではないか。
というより、浅井信雄氏の発言など、誰もそのまま信じていないのだが。
氏のプロフィールについては浅井信雄氏の所属するタレント事務所「三桂」のWebサイトを参照のこと。(『サンデーモーニング』のコメンテーターは、浅井信雄、中西哲生と、関口宏を代表取締役とするタレント事務所「三桂」の所属ってことか。なるほど)