NHK『ニュースウォッチ9』から目が離せない

■NHKは変わろうとしているのか。4月1日から始まった毎晩9時の新番組『ニュースウォッチ9』は、テレビ朝日でもここまで徹底しているかと思うほど、政府や官庁への批判が手厳しい。今日はBSE専門調査会の専門員の半数が辞任したニュースについて、はっきりと「政府の政治的圧力があったと語る委員がいた」と報道していたし、官庁の随意契約問題では、環境庁の発注案件の93%が随意契約になっており、ホームページの作成や報告書の作成などについて、一般競争入札にすれば明らかに税金の無駄遣いが防げることを専門家の意見から実証し、公然と環境庁批判を展開していた。
僕の大学時代の先輩や同級生にもディレクター志望でNHKに就職した人が数人いたが、右か左かどちらかと言われれば左寄りの人が多かったと記憶している。従軍慰安婦のドキュメンタリー番組について、政治家の圧力があったのではないかという問題の記憶も新しい時期に起こった不祥事を経て、NHKの中で左寄りの人たちがのびのびと仕事ができるようになってきているのだとすれば、これは相当面白い見ものだ。
これからの『ニュースウォッチ9』は見逃せない。