デスクネッツ「スケジュール」機能の奇妙なアクセス権初期設定

■仕事でデスクネッツのスタンダード版(desknet’s Standard)を使っているのだが、不思議な現象に気が付いたので検索エンジンに引っかかるようにここに記しておく。
デスクネッツのスケジュール機能では、ユーザごとにスケジュールを参照/追加/変更/削除する権限を設定できる。たとえば、Aさんのスケジュールに対して、Bさんは参照権限しかもたないが、Cさんは参照/追加、Dさんは参照/追加/変更、Eさんは参照/追加/変更/削除する権限をもつ、などのきめ細かい設定ができる。
ところが、デスクネッツに新規ユーザを登録するとき、「CSVファイルからインポート」の機能をつかって一括登録をした場合と、手で一人ずつ登録した場合とで、スケジュール機能のアクセス権設定の初期値が異なるのだ。
新規ユーザ登録のときに「CSVファイルからインポート」の機能をつかって一括登録したユーザについては、そのユーザのスケジュールに対して「全ユーザ」が「参照/追加/変更/削除」する権限を持つようなスケジュールのアクセス権設定が初期値になる。
それに対して、手で一人ずつ登録したユーザについては、そのユーザのスケジュールに対して「全ユーザ」が「参照/追加」する権限しか持たないようなスケジュールのアクセス権設定が初期値になるのだ。
デスクネッツを導入した後に入社した社員については、手で一人ずつ登録している場合は、それらのユーザについてもスケジュールのアクセス権設定が「参照/追加/変更/削除」になっているものと勘違いして運用していると、そのうちユーザから情報システム部門に苦情がくる。「社内会議のスケジュールを入れたのに、なぜか特定の人が参加している会議のスケジュールだけ、削除できないんですけど...」という苦情だ。
よくよく調べてみるとその「特定の人」というのは、デスクネッツを導入した後に手で一人ずつ登録したユーザで、スケジュールのアクセス権の初期値が「参照/追加」だけになっていた、というオチである。
ネオジャパン社のWebサイトにあるデスクネッツのオンラインマニュアルを読んでも、こんなことはどこにも書いていないので要注意である。
ちなみにこのことに気づいたら、全ユーザのスケジュールのアクセス権を一括で変更する方法がある。スケジュール機能の画面で画面右下の「管理者設定」ボタンをクリックし、左上のメニューから「全ユーザアクセス権設定」をクリックする。
そして上半分の「ユーザ選択」の画面の「アクセス権設定対象ユーザ一覧」のリストボックスに、すべてのユーザを表示させた後、その真下の「アクセス権一覧」の欄を「全ユーザ(参追変削)」に変更する。この状態で画面いちばん下のOKボタンをクリックすれば、すべてのユーザのスケジュールのアクセス権が一括で「全ユーザ(参追変削)」にぬりかわる。
「アクセス権一覧」の欄の下に、赤い文字で「※ 「アクセス権設定対象ユーザー一覧」に表示されている全ユーザーを対象に、「OK」ボタンにて同じアクセス権を設定します」と書いてあるので、このような一括変更ができるということがわかる。
以上、デスクネッツは最近サイボウズとならんで売上を伸ばしている100%Web型グループウェアで、シェアはまだNotes/Dominoに遠く及ばないものの、グループウェア製品としてはそこそこメジャーだと思うが、そんなデスクネッツのシステム管理について、重箱の隅をつつくような、とってもマイナーな記事でした。