ナターシャ・サン=ピエールNatasha St-Pier『天使が私の扉をたたく』試訳

■昨日書いたTV5MONDEのナターシャ・サン=ピエール(Natasha St-Pier)出演、スタジオ・アコースティック・ライブを見ることができた。約30分の番組で、テレビで初めてじっくりと見る「動くナターシャ」である。
アコースティックでアルバムのアレンジよりゆったりしたテンポの演奏、しかも『&Agrave l’amour comme à la guerre』以外はすべてマイナー・コード(短調)の曲だったので、彼女の声量を堪能できたというよりは、しっとりしたスタジオ・ライブになっていた。
フランス語の勉強を怠っているだけあって、インタビューはほとんど聞き取れなかった。『Un ange frappe à ma porte』がなぜ日本文化に着想を得ているのか、インタビューの冒頭で話題になっていることまでは分かったが、その理由までは聞き取れなかった。TV5MONDEのWebサイトのストリーミングを何度も巻き戻して、聞き取ってみようと思う。
その代わりと言っては何だが『Un ange frappe à ma porte』の歌詞の翻訳をどうぞ。なんて陰惨な歌詞なんだろうか。間違いがあればご指摘下さい。
Un signe, une larme,
un mot, une arme,
nettoyer les étoiles à l’alcool de mon âme
しるし、涙、
言葉、武器、
心の酒で星を清め
Un vide, un mal
des roses qui se fanent
quelqu’un qui prend la place de
quelqu’un d’autre
しおれるバラの
虚しさ、苦痛
他の誰かの代わりの誰か
Un ange frappe à ma porte
Est-ce que je le laisse entrer
Ce n’est pas toujours ma faute
Si les choses sont cassées
天使が私の扉をたたく
入れてあげるのか
ものが壊れても
私のせいとは限らない
Le diable frappe à ma porte
Il demande à me parler
Il y a en moi toujours l’autre
Attiré par le danger
悪魔が私の扉をたたく
私と話したいという
いつも私のなかには
危険にひかれる他人がいる
Un filtre, une faille,
l’amour, une paille,
je me noie dans un verre d’eau
j’me sens mal dans ma peau
フィルター、ひび割れ
愛、ストロー
グラスの水に溺れる私
私は私に苦しんでいる
Je rie je cache le vrai derriere un masque,
le soleil ne va jamais se lever.
私は笑って仮面の下に真実を隠す
陽は二度と昇らない
Je ne suis pas si forte que ça
et la nuit je ne dors pas,
tous ces reves ca me met mal,
私はそんなに強くない
夜も眠らない
夢見るたびに苦しい
Un enfant frappe a ma porte
il laisse entrer la lumière,
il a mes yeux et mon coeur,
et derrière lui c’est l’enfer
子供が私の扉をたたく
その子は光を招き入れる
私のような目と心をして
その子の後ろは地獄
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