gyaoでイエス2001年アムステルダム公演放送中(02/16まで)

■ネットサーフィンしていたら、どこだかのブログで今USENのブロードバンドテレビ「gyao」で2001年のyesアムステルダム公演が放送されていると知り、さっそく視聴してみた。番組は3時間近く。まだ全ては観ていないが、ヨーロピアン・フェスティバル・オーケストラという40人編成の管弦楽とのコラボレーションで、1曲目がいきなり『Close to the Edge』である。
何と表現すればいいのだろう。身体的な反応をそのまま報告するしかないのだが、鳥肌が立った。yesの「危機」を全曲通して聴くのも久しぶりだが、オーケストラとの競演でゆったりとした編曲がなされており、このライブ版ではさらに長く30分近くの壮大かつ重厚な演奏になっている。発表から30年を経てもまったく迫力とスリルを失わない曲だ。
画面に現れるスティーブ・ハウは強い老眼鏡をかけて、一人際立って老け込んでしまっているのだが、1曲ごとに使うギターを取替え、すばやい左手の運指と演奏の正確さは変わらない。ジョン・アンダーソンの甲高いボーカルも変わっていない。美しいコーラスワークもライブであることを感じさせない。
僕は正直言うと1980年代『ロンリーハート』がリアルタイムのyes体験で、弟の影響を受けて1970年代の作品群と聴き比べ、「すでにyesは終わっている」と、その後のアルバムはほとんど聴いていない。今になってyesが2001年にアルバムを出していたことを知ったのも、俗化したyesはyesではないとばかり考えていたためだ。
しかしこのライブでは2001年のアルバム『マグニフィケイション』からも何曲か演奏されているのだが、いつの間にyesは1970年代の「神学」を取り戻していたのだろうか。ライブで新曲を紹介するジョン・アンダーソンのコメントは、ナイーブなほどに「神学的」である。
2006/02/16まで放送しているので、まだ観ておられないプログレッシヴ・ロック・ファンは、今すぐにでも通信環境を光ファイバーにする工事を申請してでもこのyesのライブを視聴すべきだ。
リック・ウェイクマンとビル・ブラッフォードは観ることができないが、オリジナルメンバーでは、ジョン・アンダーソン、スティーブ・ハウの他、ベースのクリス・スクワイア、『イエスソングズ』でドラムを担当していたアラン・ホワイトも観ることができる。キーボードはトム・ブリズリンという青年が担当しているが、違和感をまったく抱かせない素晴らしい演奏をしている。スティーブ・ハウは中ほどでクラシック・ギター(ガットギター)の演奏も聴かせてくれる。

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