中谷美紀、伊東美咲、紅白歌合戦

■去年、紅白歌合戦について何か書かなかっただろうかと、この「愛と苦悩の日記」を読み返していたら、二年連続、中谷美紀主演映画のDVDで年明けしていることに気づいた(昨年は利重剛監督『BeRLiN』)。今まで彼氏のできなかったインテリOL役としては、伊東美咲より中谷美紀の方がはるかに説得力がある。
今ごろ去年の夏に話題になった映画を観るなという話もあるが、年末年始、ドラマの再放送、お笑い、紅白歌合戦とテレビづけで、たまたま今日もフジテレビにひっかかったのだから仕方ない。映画でさえ演出過剰という感じがしたが、テレビドラマ版の脚本はかなり余分な味つけがあることがわかった。映画版の監督は村上正典氏。ネットで調べた限りでは映画初監督のようだ。
一個人の私生活(創作?)が数万人の「隣人」に共有されるというのは、たしかにインターネットが、そして「2ちゃんねる」のような掲示板がなければ起こりえなかった事件だ。ニフティーサーブの掲示板では同じことが起こりえなかったのだろうか。起こったとしても出版社の目にとまらなかっただけか。
紅白歌合戦は別スタジオでの生伴奏と、録音の伴奏の音量が違いすぎて興ざめだった。別スタジオでの生伴奏は主に演歌、歌謡曲系で、ポップス系はほとんどが録音による伴奏だった。そのため、ポップス系はボーカルばかり前に出てきて、肝心のリズム部分、ドラムスやベースの音がまったく聞こえて来なかった。
今日、紅白の舞台裏を紹介したNHK総合の番組を見ていてその理由がわかった。倖田來未のリハーサル風景が紹介されていたのだが、ステージ上でマイクを握りながら、彼女が「マイク(のレベルを)上げてください」「一つあげて下さい」「もう一つあげて下さい」と言っていた。ステージ上の録音伴奏の返りが大きすぎて、自分の歌が聞こえないほどだったのだ。
ただ、紅白そのものはしっかり楽しめた。僕らの世代は例年、「どうしてその歌を紅白で歌う必要があるの?」というわけのわからない演歌に悩まされるわけだが、今年の大御所は『北酒場』『風雪ながれ旅』『天城越え』『愛の賛歌』『夜霧よ今夜も有難う』『無言坂』『おふくろさん』などの「スタンダード」を熱唱してくれた。長山洋子の『芭蕉布』、天童よしみの『川の流れのように』は特に良かった。
ポップス系も現代のスタンダードが聞けたことが嬉しかった。中島美嘉『雪の華』、夏川りみ『涙そうそう』、山崎まさよし『One more time, One more chance』。
「歌はいいねぇ」
(この「think or die」、Yahoo!JAPANでせっかく旧題『水のテマティック』で新世紀エヴァンゲリオンの登録サイトになっているんだから、たまにはエヴァンゲリオンも出しておかないと)