松下電器、一種の「リコール隠し」

■VIERAのテレビCMが完全になくなって、すべてファンヒーター回収のお知らせに差し替えられているが、読売新聞の2005/12/12の報道によれば、どうやら今年、2005/01/05最初の死亡事故の1か月後から顧客サービスキャンペーンと称して、すでに部品の無料交換を始めていたらしい。
キャンペーン上は「無料点検」、販売業者には「原則、部品交換を指示」していたとのこと。これはやはり一種の「リコール隠し」、家電なのでPL法に抵触することになるのではないか。松下電器は「事故を隠す意図はなかった」と話しているが、言葉どおりに信じるのは難しいだろう。
ある意味、「うまくいき過ぎ」の中村社長による大胆な事業構造改革の副作用で、非主力の旧製品でアフターサービスに穴が開いたのではと、非難されてもやむを得ないのではないか。本当に2005/02の時点で同社が事故の重大性を認識していたとしたら、ジャストシステムの「アイコン特許」訴訟に引き続き、パナソニック・ブランドはかなりのダメージを受けるのだろう。