東武運転士、懲戒解雇

■乗務中に長男を運転室に入れた東武鉄道の運転士だが、結局解雇されてしまっていたようだ。しかし、職務規程に、違反行為と処罰の対応付けが厳密に定義されていなかったことは、東武鉄道側の管理体制としてかなり問題がある。
厳密な対応付けの定義がないということは、懲戒解雇の判断に恣意性が入りこむ余地があるということだ。今回の運転士の行為を「重大な」規則違反だとする、かなり感覚的な判断にもとづいて、もっとも重い罰則を与えることに合理性があるのか。できればこの運転士さんには、解雇の無効を求めて東武鉄道を訴えてほしいものだ。
それから、東武鉄道の経営陣は、この問題についてどのように責任をとるつもりなのだろうか。管理責任が、まったく不問のまま終わるなどということでは許されないだろう。