つくばエクスプレス体験記

■北千住から南流山までつくばエクスプレスに乗ってみた。電車の乗り心地そのものより、沿線開発がどの程度進んでいるかを見たかったからだ。ところが北千住駅を出ると電車はいきなり地下にもぐり、青井駅、六町駅とつづけて地面の下。周囲の状況はまったくわからない。八潮駅で地上に出たが、一面の田んぼの中に突如こぎれいな構造物が出現した感じで、駅前の商業施設と藤和不動産のマンションはまだ建設中。お隣りの三郷中央駅では実際に下車してみたが、コンビニ一軒さえなく、土曜日だったせいか駅構内のキヨスクも閉店していた。駅前のバスターミナルからは武蔵野線の三郷駅や吉川駅との間を往復するバスが出ていて、その目の前で東急不動産のマンションとマルエツの建設が進んでいる。両駅とも駅前こそ年内にマンションと商業施設が完成するが、その周辺まで街が広がっていくのに一体何年かかるだろうかと思わせた。でも八潮市にはいままで鉄道駅がなく、八潮駅は市民の悲願だったという。都心へのアクセスの良さを考えると、つくばエクスプレスも少なくとも埼玉高速鉄道沿線くらいには開発が進むのではないか。ちなみに電車の乗り心地はレールの継ぎ目が少ない分、縦の振動はほとんどなく、横方向の振動も気のせいか少なかったように感じた。八潮駅から三郷中央駅へ入っていくカーブのなめらかな遠心力はなかなか心地よい。また、床からすぐ壁が外へふくらみながら立ち上がっているので、車内の空間はとても広く感じる。