綾波もアスカもミサトも一児の母

■庵野秀明が日産のテレビCMに出演しているのは『新世紀エヴァンゲリオン』にハマッた世代がもうTIIDAを買うような年齢になっているからということなのかどうかは分からないが、たまたま先週末、例によって寝入りばな耳にイアフォンを入れたまままどろんでいたら、久しぶりに林原めぐみの『Tokyo Boogie Night』を耳にした。
「耳にした」という受身の書き方になるのは、眠れるまでAMラジオのチャンネルをNHK第一から文化放送まで行ったり来たりするのが習慣になっていて、日曜日の深夜は翌朝の出勤に備えて11時半には寝入るようにしているので、昔は11時台だったのに今は0時始まりになった『Tokyo Boogie Night』は本当にたまたま耳にしたのだ。その中で彼女が、エヴァの綾波(彼女自身)もアスカ(宮村優子)もミサト(三石琴乃)もいまやもう一児の母だという意味のことをしゃべっていた。林原めぐみが出産したことは知っていたが、ウィキペディアで調べてみると確かに林原めぐみは2004年6月に女児を出産、宮村優子は2004年9月に女児、『うちくる』のナレーションでも有名な三石琴乃は2000年に結婚して「一女あり」とのことだ。
『新世紀エヴァンゲリオン』の第壱話が1995年10月放送だというから、もう10年が経っているわけで、オンタイムでは劇場版しか観ていない僕でも1997年からなので8年。それは3人のヒロインの声優がそろって一児の母になっていて何の不思議もないし、庵野秀明が日産のCMに出演して元『エヴァ』ファンの視線をTIIDAに誘導しても不思議はない。社会人になってから『エヴァ』を観た僕にとっても、すでに『エヴァ』は青春の思い出といったこっぱずかしい表現が相応なくらい輪郭のかすんだ遠い過去になりつつあるということなのだろうか。