日本のことは忘れてください、中村修二さん

■青色LED訴訟が総額8億4000万円の支払いで和解したが、中村修二氏の記者会見なりインタビュー記事なりを見るたびに違和感を禁じえない。氏の意見はまったくの正論だが、ある意見が正しいためには文脈が必要である。
全く同じ意見でも誰がその意見を言ったか、いつどこで言ったかなどの文脈によって、正しいか、正しくないか、どちらでもないかが決まる。中村氏の意見は地球人が「火星に水がないなんて許せない!」と言っているようにしか聞こえない。日本企業の集団主義を日本で嘆いても虚しい。中村氏のような突出した才能の持ち主は、正当に評価してもらえる米国のような環境で存分に活躍すればいい。捨てた日本に唾することはない。
中村氏が仮に日亜化学在籍時すでに自分の才能の開花を確信していたのなら、青色LEDを発明する前に渡米すべきだった。そうでないのなら才能が開花したのがたまたま自分の祖国であったことを恨むしかない。つまり自分が日本に生まれたことを恨むしかない。

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