放火と遵法精神の喪失

■ドンキホーテがまた放火されて二階部分がほとんど焼けたようだが、ああいう物販店は普通に考えればスプリンクラーが作動して初期消火できるはずだ。埼玉の店舗で放火があった直後にこんなことが起こる理由は二つ。埼玉の犯人が検挙されていないことと、ドンキホーテの消防法違反の疑いだ。最近検挙率は下降の一途らしいが、罪を犯しても検挙されないなら放火でも何でもやり得だ。そしてドンキホーテのような成長企業のラディカルな実力主義は、本社の監督のゆき届かない現場で法規軽視の風土を産みがちだ。消防署も臨時の立ち入り検査はするが、指導するだけで、時限の営業停止など思い切った措置に一向に踏み切らない。どちらも存在するだけで実効力をもたない法律が背景にある。