フィットネスクラブを退会した理由

■予想されたことだが、10月に入会したばかりのフィットネスクラブを退会した。1週間を通じて20時前後以降の時間帯しか利用できない会員種類で入会した。入会まもなく仕事が忙しくなって通えなくなったこと、時間的に家の外で夕食を摂ってからジムに入り、帰りが22時を過ぎてしまうこと、いちばん通いたい金曜日が施設の休館日だったこと、ジムの雰囲気があまりに体育会系すぎてちょっと気おされたことなど、理由を挙げればいろいろあるが、根本的な理由は単純で、運動が嫌いな人間に運動は長続きしないということだ。フィットネスクラブが退会率を下げようと思えば、つねにこの単純な理由に立ちもどって考える必要がありそうだ。ジムに落ち着いたクラシックかジャズが流れていて、スタジオレッスンのにぎやかな音楽が漏れてこなければ、ジムでのトレーニングを「癒し」のイメージで売り出すこともできるのではないか。最近のフィットネスクラブにはアロマテラピーやリフレクソロジーのサロンが併設されているところが多いが、「癒し」を拡大解釈して、ジムのエリアも落ち着いて、マイペースで運動できる空間として提案することもできるはずだ。筋肉ムキムキの男が気合の叫び声を上げながらトレーニングしている横では、マイペースで運動したくてもできやしない。「サロン」としてのジムエリアという考え方で新しい顧客層を開拓するという戦略、どうだろうか。