武田國男氏「親の七光り」

■日本経済新聞朝刊の「私の履歴書」、今月は武田薬品工業会長の武田國男氏なのだが、とにかくヒドい。ヒドすぎる。親の七光りさえあれば、バカでもなんでも経営者になれちゃうんだということがよくわかる。
大学時代までまったく勉強せずに遊びたおして、社会人になってからもろくに仕事をせずにフラフラしていても、それでも親が社長でさえあれば経営者になれるという理不尽さ。このエッセーを進学塾に通っている子供たちが読んだら、「このおじさんは何の努力をしなくても社長になれているのに、いっしょうけんめい勉強してるぼくら(わたしたち)はいったい何なの」と思うに違いない。
こんな下らない人物に「私の履歴書」など書かせないで欲しい。「私の履歴書」を書くというだけでも、まるで武田國男氏がひとかどの人物であるかのような錯覚を、世間の人々にあたえてしまうではないか。ほんとうにヒドい。ヒドすぎる。