ヘッドホンさえないイトーヨーカ堂

■先日、買い物でまたまた不思議な体験をした。こんどはインターネットでの買い物ではなく、リアルの店舗での買い物だ。買いたかったものは、耳に入れるタイプのステレオヘッドホン。最近スポーツクラブに通い始めたが、そこにあるバイク(自転車こぎの機械)についているテレビの音声を聴くために必要なのだ。
おそらく消耗品の費用を節約するためと、衛生上の理由で、備えつけのヘッドホンというものがない。電器量販店に行けば売っているのは分かっているのだが、どうしても行くヒマがなかったので、まずコンビニに行ってみた。最近ではDVDのメディアまで売っているくらいだし、それほど場所をとる商品でもないので、きっとあるだろうと思ったら、ない。いくつか違うコンビにチェーンの店に入ってみたが、どうしてもない。
仕方ないのでスポーツクラブのある駅前のイトーヨーカ堂に入った。ここなら当然あるはずだと思っただが、驚くべきことにステレオヘッドホンはなかった。片耳用のモノラル・イヤホンしか置いていないのだ。1階に携帯電話販売店のテナントが入っていて、ヘッドホンらしきものを遠目に見つけたと思って近づくと、手ぶらで電話するためのマイクつきイヤホンである。まさかイトーヨーカ堂にステレオヘッドホンが一つも売っていないとは思わなかった。
ハードディスク・レコーダーまで売っている電化製品売り場に、どうしてステレオヘッドホンが売っていないのか。結局、週末に近所にあるダイエーにでかけて、電化製品売り場で無事に入手できた。ステレオヘッドホンがイトーヨーカ堂になくて、ダイエーにある理由を誰か教えて欲しい。鈴木敏文はテレビでよく流通業の経営哲学を開陳しているが、ステレオヘッドホンのようなありふれた品ひとつ置いておけないのでは、あまり説得力がない。