ネット購入した先は近所の古本屋

■amazon.co.jpのマーケットプレイス(古本売り場)にとても安い中国語の辞典を見つけたので、これは送料込みでも定価にくらべるとかなりお得だぞと、迷わず購入した。2日後、送られてきた小包の裏側には見なれた住所が...。この住所って、近所のあの古本屋じゃないか!だったら歩いて買いに行けばよかった。世界中につながっているインターネットで、思いがけずご近所につながるという不思議な体験をした。
■業務が標準化・単純化されていないということは、企業にとっていろんな意味で「悪」である。いちばん大きい害は、たぶん身軽に変化できなくなってしまうことだろう。身軽に変化できなくなると、その会社が置かれている環境に、すばやく対応できなくなる。その結果、同業他社との競争がとても不利になる。
売上げを同業他社に奪われることによる損失と、社内の業務を標準化することによる、さまざまなマイナスと、どちらが大きいだろうか。同業他社との競争に負けるのは、会社にとって死活問題だが、社内の業務標準化が死活問題にまで発展することは、まずないと考えていいだろう。
社内のそれぞれの部署に根づいている、独自の仕事のやり方を強引に標準化すれば、たしかにそれらの仕事を担当する人たちのやる気をそぐかもしれない。また、一時的に一部の顧客を逃がすことになるかもしれない。しかし標準化にともなう一時的な痛みを乗りこえれば、そこからの成長の余地は、標準化する前に比べて大きく広がることになる。
標準化したことによって、対外的なビジネスのやり方を、いろんな風に自由に、かつ、迅速に変えることができるようになるからだ。目の前の少しの痛みを恐がるあまり、業務の標準化を避けていては、長期的な成長の芽をみずからつみとることになってしまう。これから規模を拡大しようという会社ならなおさらそうだ。