WindowsXP SP2導入の結果、異様な遅さ

■自宅のパソコンにWindows XP Service Pack 2を入れてみた。なぜかというと、知らない間にパソコンが勝手にダウンロードしていた更新プログラムがService Pack 2で、本当は入れたくなかったのだが、起動するたびに画面の右下隅にポップアップ・メッセージが現われ、インストールしたいときはここをクリックしてくださいと、しつこく、しつこく要求してくるからだ。これから毎日そのメッセージを見せられるのだと思うと、うんざりしたので、仕方なく入れることにした。このメッセージ、ほとんど脅迫だ。
Service Pack 2を入れてどうなったか。おそくなった。起動がおそくなった。ログオンしてからデスクトップ画面が完全に表示されるまでが、異様におそくなった。デスクトップにあるアイコンが、一つひとつ、目に見えるくらい、ゆっくりと、ゆっくりと、表示されていく。Internet Explorerの起動が、異様におそくなった。ポップアップ・ウィンドウを自動的に開かないようにしてくれる機能はありがたいけれど、起動がおそくなったことには変わりない。
電源を入れた直後に、真っ黒な画面を背景にWindows XPのロゴが表示されるが、そのときに左から右へ流れるインジケータの色が、いままでのグリーンからブルーに変わった。つまらないところに凝らないでほしい。ところで、マイクロソフトと、Windowsをターゲットにした脆弱性攻撃との戦いは、どことなく、アメリカ合衆国と、いつ終わるとも知れないテロリズムとの戦いに似ている。いろんな意味で似ている。
世界制覇をたくらんだ者は、かならずしっぺ返しを食らう。世界を制覇してもなお「力の理論」を捨てられない者は、いくら「正義の戦争」とか、「自由競争」とかいう言葉で自分を正当化しようとしても、同じ力による仕返しからは逃れられない。米国は中南米でやってきたこと、マイクロソフトはパソコンメーカに対してやってきたことを考え直さない限り、今度は自分がターゲットになるのを避けられない。