タイPOPの歌姫パーミー

■毎週月曜日夜23:00からNHK FMでAsian Popsの番組があるのをご存知の方は少ないと思うが(もっともこのページの読者のうちご存知の方の割合は全日本人に占めるこの番組を知っている日本人の割合よりは高いと予想されるが)、今週放送分にタイで最も人気のある女性歌手Palmyが出演して、豪州留学で仕込んだ流暢な英語でインタビューに答えていた。
Palmyのことは以前タイのポップスを日本に紹介する日本のレコード会社の社長が何かのテレビ番組で取材されていたものを偶然目にしたときに、彼が今まさに日本で売り出そうとしている歌手として登場したことから知っていた。
詳しくは新宿にあるタイ音楽専門店「サワディーショップ」のWebサイト内の彼女についてのページを参照して頂きたいが、タイ人とベルギー人の両親の間に1981年に生まれ、偶然にも王菲と同じくCranberriesが最もお気に入りらしい。先日2004/06/10渋谷での日本で初めてのライブでは洋楽のカバーとしてBring Me to Lifeを歌ったところからすると、この年齢になっても、ことPopsに関してはミーハーなままに留まっている僕と趣味が似通っていることが分かるが、へそピアスと鼻ピアスが気にならないと言えば嘘になる。
NHK FMに登場した彼女の英語は豪州で学んだわりに明瞭で通訳なしでも十分聞き取れたが、いまだに「私らしさ」が音楽家としての自己主張になるところは、さすが発展途上国タイという感じがした。王菲同様コロコロ裏返る美しいファルセット、楽曲によって雰囲気がガラリと変わる七色の声は魅力的で、曲調は邦楽で言えばLove Psychedelicoをもっと軟弱にした感じ。
NHK FMで数曲聴いて、この軟弱かつ軽薄な反復こそPopsの王道だと気に入ってしまい、今日、新宿高島屋の上にあるHMVで2004/03に日本で発売されたCD『パーミー』を購入した。タイで発売された一枚目、二枚目のアルバムから計18曲を収録した日本向けの製品。
同封の歌詞カードには、タイ語、タイ語の英字表記、日本語訳と3通りの表記で18曲すべての歌詞が記されている。タイ語入門のWebサイトを少し探ってみたが、子音と母音、文字の煩雑さから、すぐにタイ語の勉強はあきらめた。前職では国際テレビ会議でタイ人の同僚とも毎月顔を合わせていたのだが、こんなことならその時にタイ語を勉強しておけば良かったと今さら悔いても仕方ない。ご興味のある方はAmazon.co.jpでどうぞ