11歳少女が同級生を殺害した理由

■11歳の少女が同級生をカッターナイフで殺害した事件で、翌日、事件の起こった小学校の校長が涙ながらに謝罪していた理由がわからない。まだ犯行の具体的な状況や動機さえほとんどわかっていない段階で、あたかも学校側の指導責任であるかのように感情的に謝罪する必要性がまったく理解できない。
あるテレビ局の朝の情報番組では、依然としてコメンテーターが「テレビゲームのせいで現実と架空の世界の区別がつかなくなっているのだ」などと、何の根拠もない風説をもっともらしく繰り返していた。このように、ある点では行き過ぎ、ある点ではまったく進歩のない大人たちの見当違いな反応こそが、子供たちの「大人は判ってくれない」という苛立ちを強めているのではないだろうか。ほんとうに愚かな大人たち。
「最近の女性は元気になってきた」と発言した井上喜一有事法制担当相は論外。彼は1932年生まれで今年72歳のようだが、まったく耄碌政治家は後を絶たない。