武蔵大学でドイツ語検定2級の口答試験

■今日は東京都練馬区の江古田にある武蔵大学というところでドイツ語検定2級の口答試験を受けてきた。一次の筆記試験では聴き取りテストがほとんど零点だったにもかかわらず合格で、こんなことでいいのかと思いながらの二次の口答試験だったのだが、事前に書店で過去問題集を立ち読みして得ていた情報のとおり、5分程度の短い面接だった。
試験官はドイツ人一人と日本人一人、面接はもっぱらドイツ人試験官が行い、日本人試験官は横でその様子をみながら採点するというしくみ。ドイツ人の女性試験官は遠慮せず早口で質問を矢継ぎ早にくりだし、日本人の男性試験官は僕のドイツ語を厳しい表情で聞いている。
数年前受験したフランス語検定2級の同じような内容水準の面接試験と比べると、かなり心理的圧迫感があったのはこちらのドイツ語がフランス語に比べておそまつなせいか。問答の内容はだいたい以下のとおり。
「お名前は?」
「○×です」
「会社員ですか学生ですか」
「会社で働いています」
「どんな仕事ですか」
「IT部門に属しています」
「仕事の内容が分からないので、具体的に説明してもらえますか」
「情報処理の仕事です。たとえば最近は社内のデータ機密の企画をやっています(後で考えるとこの部分は意味が通じない)」
「大学のときにドイツ語を勉強していましたか」
「はい」
「いまドイツ語はどこで勉強していますか」
「どこで?」
「仕事と並行して勉強しているのですか」
「はい、仕事と並行してです」
「どうやってですか」
「ひとりでです」
「本を読んだりテレビを見たり?」
「ええ、本を読んだりテレビを見たり(このあたりほとんど試験官のドイツ語を繰り返しているだけだった)」
「趣味はありますか」
「本を読むのが好きです」
「どんな本ですか」
「日本の現代小説です」
「好きな作家は誰ですか」
「最近は小島信夫や藤枝静男です。あまり有名ではありませんが」
「なぜ好きなんですか」
「私小説で、哲学的だからです」
「健康のために何かしていますか」
「特に何も」
「スポーツとか、食べ物とか」
「良い食べ物を食べようと試みています(このドイツ語も果たして意味が通じていたのか)」
「旅行するのは好きですか」
「いいえ、好きではありません」
「音楽を聞くのは好きですか」
「はい」
「どんな音楽が好きですか」
「ポピュラーです(ここでpopulärと言わずに英語風にpopularと発音してしまった)」
「映画は好きですか」
「はい」
「どんな映画が好きですか」
「フランス映画です」
「どうしてですか」
「大学のときにフランス語も勉強していて、高校生のときフランス映画が好きだったからです」。
だいたいこんなところだ。面接中に4、5回、Wie, bitte?を繰り返してしまった。さあこの程度のドイツ語会話力で2級に合格するかどうか、報告は後日。乞うご期待。