紅白歌合戦で『能登半島』

■一般人なみの常識をもちあわせない僕でも、と、こんなことを書くからいつまでたっても青二才なのだが、青二才という言葉がただちにある小説家のことを思い起こさせるので別の言葉を使ったほうがいいかもしれないが、それはどうでもよいとして、大晦日に紅白歌合戦を観るくらいのことはする。といっても、その時間帯にたまたま紅白歌合戦を観る以外にすることがなかっただけのことだ。
今回の紅白で注目されたのは石川さゆりの『能登半島』を、もう思い出せないくらい久しぶりに本人の歌唱で聴けたことと、生中継で歌った倉木麻衣の声量が大したことなかったこと、舞台に登場する女性歌手や女性ダンサーの露出度が高くてもしかするとNHKは妙なところで視聴率を稼ごうとしているのではないかとハラハラさせられたこと、長渕剛がどう見てもブルース・スプリングスティーンにしか見えなくて困ってしまったこと、それくらいだろうか。