サラリーマンの仕事が本質的に退屈な理由

■なぜサラリーマンの仕事が僕にとって退屈かと言って、その一つの理由は自分にとって新しいものが何もないからだ。語学を習得すればそれだけ原典で読めるものが多くなり、可能性として世界が広がって豊かになる。哲学書を読めばいままで自分の中に見出すことのできなかった新しい考え方を発見できる。
しかしサラリーマンとして仕事をしていても、新しいものとの出会いがない。新しい人との出会いがあるではないかという意見も聞こえてきそうだが、残念ながらサラリーマンとの出会いから「新しい人」を発見することはほぼ不可能である。
たいていのサラリーマンはサラリーマンという先入観を裏切るほど新しい行動様式も考え方も持ち合わせていない。どこまで行ってもすでに体験したようなことにしか出会わない。それがサラリーマン社会にとって本質的な特徴である。