公共事業失敗の典型例:大阪フェスティバルゲート

■天王寺動物園からJR環状線新今宮駅への途中にフェスティバルゲートというという官製事業の典型的な失敗作があり、日曜日の昼間だというのに店舗にテナントがほとんど入っておらず閑散としていた。ビルの中をジェットコースターが縫うように走り、商業施設と娯楽施設を兼ねた建造物なのだが、東京で言えば新宿西口の思い出横町のような飲み屋街「ジャンジャン横町」がある典型的な下町で、天王寺動物園の集客力もなく、高速道路の高架下に広がる町並みも全体にくすんだ色合い。こんな環境に文字通り場違いなあのような施設を作ってなぜ成功すると考えたのかは定かでないが、官僚出身者を経営トップに頂いて問題を起こしたユニバーサルスタジオ・ジャパンも同様、大阪は役人に頼らざるを得ないほど人材が枯渇しているということなのだろうか。松下電器あたりから経営者を引き抜いてはどうか。
■いま『言葉にのって』を読んでいるのだが、久しぶりに読むデリダだからか、インタビューで分かりやすいからか、適度な知的刺激になって面白い。『フッサール哲学における生成の問題』の日本語訳がまだ出ていないのは何故なのだろうか。誰か知っていたら教えて頂きたい。