JR中央線高架化工事トラブルの原因

■2003/10/20~10/23の期間、新橋駅前SL広場で「新橋古本まつり」が開催されており、今日偶然駅のホームから見つけたので寒風にふるえながら文庫だけを物色した。中勘助『銀の匙』(岩波文庫)、江藤淳『夏目漱石 決定版』(新潮文庫)、古井由吉『杳子、妻隠』(新潮文庫)、他に買ってもいいと思うものはあったが、きりがないので100円均一のものだけを買うという規則を自分に課して購入したのがこの3冊だ。
■JR東日本の中央線高架化工事の日程計画を立てた人はこの仕事をする能力がなかったにもかかわらず無理にさせられたのではないだろうか。そうでもなければ2003/09/27~09/28の切替え工事で終了予定時刻が遅れる危険性をまったく考えに入れず、振替輸送用のバスをもっとも楽観的な終了予定時刻までしか確保しなかったという失態を犯して、休日の行楽客を大混乱に陥れたのにひきつづき、同じ高架化工事の影響で踏切を渡りきれない自動車のために電車が急停止せざるを得なくなったり、老人が転んで重傷を負ったり、踏切横断距離が工事前の3倍近くになっている場所もあるのだから、人間が普通の速度で歩いて遮断機が降りるまでに渡り切れない場所が出てくることくらい簡単に計算できるだろうと思うのだが、そんな基本的な掛け算、割り算さえできない人間がおそらくJR東日本の高架化工事の計画を立てたのだろう。能力不足の社員に無理な仕事を押し付けるのは結構だが、そのために数十万人が迷惑をこうむるのだということを彼らは想像できないのだろうか。おそらく抜本的な解決策としては、高架化工事を中断して必要な場所には歩道橋を新たに建設するしかないだろう。