スタニスワフ・レム『ソラリスの陽のもとに』

■はっきりしない天気で人でもまばらな千葉市動物公園に出かけてきた。往復4時間近く電車に乗ると読書がはかどる。『ソラリスの陽のもとに』は読み終えた。ロシア語版への序文で著者は、米国のSFが描く異星人との遭遇の3つのステレオタイプ、平和協調、地球人が勝つ、宇宙人が勝つ、のいずれにも当てはまらない出会いを描きたかったとのこと。だからこの作品は恋愛小説に似ているのだろう。昨日、近所の古書店で仕入れたのは井伏鱒二『黒い雨』、金城一紀『GO』、高橋和巳『わが解体』、小林秀雄『Xへの手紙・私小説論』(いずれも文庫)で計790円。最近フィクションをよく読むが、僕は何かから逃げたいのだろうか。