まだまとまった感想は書けない

■まだまとまった感想は書けないが、久しぶりに東浩紀の本を読んで感じたのは、いかに自分が「考える」ことから遠く離れてしまっているかということだ。日頃自分が考えていることなど彼らの射程の広さと深さに比べれば考えているうちに入らない。基本は徹底的な再検討、当然と思えることでももう一度考え直してみること。デカルトの誇張懐疑が基本的な態度として妥当性を持ち続ける。
■ところで『自由を考える』には再三アガンベンという思想家が引用されているが、数年前、大学時代、同じ研究室にいた友人と再会したときに彼がまさに研究対象にしていた人物だ。しかし僕は一度も読んだことがない。知らぬ間にこんなにメジャーになっているとは(と言いつつ場末の居酒屋「ポストモダン業界」の中だけの話だが)知らなかった。