Michael Moore『Stupid White Men』

■宇野浩二『思い川』を読んでいる途中で、なおかつちくま文庫の泉鏡花全集第一巻を読んでいるところなのだが(『活人形』を例によって近代デジタルライブラリーでテキスト入力の作業をしながら読み始めたら、入力するより先が読みたくなったため)、にもかかわらず、大阪・なんばCITY地下2階にある旭屋書店の洋書売場でたまたまMichael Moore『Stupid White Men』を見つけてしまった。
以前Amazon.co.jpの日本人による書評で翻訳がかなりひどいということを読んだので、原書を探していたのだ。それが大阪で見つけてしまったものだから、東京へもどる新幹線で読み出したら面白くてやめられない。まだ4章の途中だが、読み終えたらまとめて感想でも書きたい。
ちなみにこの本は出版直前に世界貿易センタービルのテロ事件が起こったため、ブッシュ大統領への辛辣な批判を含む内容から、出版社が5万部の在庫を出版差し止めにしていたものが、ひょんなことで著者の要望どおり修正無しで出版にこぎつけたらしい。その奇跡的なエピソードは本書のintroductionで紹介されている。英語が読める方はぜひ一読を。
ちなみに著者のMichael Mooreとは先日のアカデミー賞で『ボーリング・フォー・コロンバイン』という監督作品により最優秀ドキュメンタリー賞を受賞し、受賞スピーチでブッシュ大統領を罵倒して物議をかもしたのジャーナリストである。