日経BPの情報サイト「BizTech」を読んでいて絶句した

■日経BPの情報サイト「BizTech」を読んでいて絶句した。2002/07/09付け「ミニ解説:ITを酷使してぬくもりを伝える」という記事である。筆者は株式会社武蔵野・小山昇社長。ITを駆使していかに顧客満足度を上げるかという主旨の記事だが、その一部を引用してみる。「たとえば、男4人で飲みに行ったとします。キャバクラへ行ったら、A店は男4人に女の子が2人しか付かなかった。B店に行ったら、女の子が4人付いた。どっちがお客さまの満足度が高いですか。それは4人のほうです」。いかにこの人物の精神が貧困かがよく分かる。顧客満足度を説明するのにキャバクラの事例しか思いつかない心の貧しさ、キャバクラの事例をひくことで自分がいかに「政治的に不適切な(politically incorrect)」発言をしているかに無頓着な心の貧しさ、いまだにこの記事を読むのは男性ばかりだという「実業界=男の世界」式の時代錯誤の価値観から抜け出せていない心の貧しさ、こんな記事を修正もなく堂々と掲載してしまう日経BP社もマスコミとしては性差別に無頓着すぎるという意味でどうかしていると思うが、こんな記事を平気で書いてしまう人物が2001年度「経済産業大臣表彰」を受賞したりするのだから、日本の実業界の性差別度、政治的な不適切さここに極まれり、といった感がある。まったくこんな人物が日本の実業界の一部を代表しているかと思うと情けないやら悲しいやら。