『基礎から学ぶソフトウェアテスト』

■近所の大型書店に通うだけでは分からなかったことだが、今年2月の岩波文庫の復刊に尾崎紅葉『多情多恨』があったようなのだ。池袋の旭屋書店で初めて知ったので迷わず購入した。明治文学全集と現代文学全集の両方で紅葉の作品を当たったが、返却期限までに読めなかったのか、そもそも収録されていなかったのか、『多情多恨』はまだ読んでいなかった。主人公が最愛の妻を失った悲嘆にくれるところから始まるのだが、作者がそれを戯画化するのでまったく深刻さがなく、むしろおかしみをかもし出す不思議な小説だ。
それ以外の読書は仕事関係のものばかり最近は読んでいる。『基礎から学ぶソフトウェアテスト』(日経BP社)はソフトウェア開発におけるテスト工程の網羅的な解説書。テストだけにテーマを絞ってもここまで書くことがあるかというほど。『経済幻想』(藤原書店)は東京国際ブックフェア2002で購入してまだ読みかけ。『A GUIDE TO THE PROJECT MANAGEMENT BODY OF KNOWLEDGE 2000 EDITION』はプロジェクトマネージメント標準であるPMBOKの解説書で原書をamazon.co.jpで購入したが、これも読みかけ。『Solaris管理ガイド』(翔泳社)はSolarisの基礎知識を得るために読んでいるが、まずUNIXの基礎知識が欠けているので8割方しか理解できない。明らかに並行して読んでいる本が多すぎる。