『Corporate Irresponsibility — America’s Newest Export』

■その他幸田露伴『五重塔』(岩波文庫版)など最近明治文学づくしでこの日記の文体も少々ヘンになっているのはご勘弁を。一種の文体練習のつもりで言文一致、擬古文ふくめて読んでいるので。
そのなかでも唯一の現代物がようやくamazon.co.jpから取り寄せることができた『Corporate Irresponsibility — America’s Newest Export』(Lawrence E. Mitchell, Yale University Press)という現代企業の短期的な株価志向経営を批判する書物。短期的株価上昇を志向する経営をつきつめると結局短期的な株価上昇に失敗するという、命題の自壊をねらう論述戦略はおそらく経済学におけるポストモダンの手法と呼ぶにふさわしいものであるに違いないと期待しつつページを繰っているところ。