準急も止まらない東京郊外の駅に最近

■準急も止まらない東京郊外の駅に最近、新しいバス路線ができた。乗車ステップの低いマイクロバスで、朝夕の通勤時間帯にほとんど乗客がいないわりに、開通当日の日曜日にはバス停に列ができていた。ほとんどが老人か子供で、自家用車を足として使えない高齢者が主に日中利用する路線と思われる。バスは衰退業種と思っていたが今後高齢化の進む都市郊外は十分鉄道網が行きわたらない住宅地が広がっている分、小型のバスを運行すれば案外採算の合う商売なのかもしれない。小さなバスが住宅街の隅々を巡回すれば高齢者の消費意欲が少しは高まって地域経済の活性化に寄与する「かも」しれない。巡回バスなので暇なときに目的もなく乗りこんで一周してみたい。
■角川文庫版の樋口一葉『たけくらべ・にごりえ』を読み終えた。他の短編もなかなかの佳作だが、家父長制下の女の不幸しか描けなかった一葉が多少なりとも男女平等に近づいた現代の女性の生活に取材すればその何を描いたろうか。