大阪府内の某市立小学校に通っていたころ

■大阪府内の某市立小学校に通っていたころ、よく使う言葉に「いきる」というのがあった。「生きる」ではない。「生きる」はキ行一段活用だが、「いきる」はラ行五段活用だ。「あいついきってる」「おまえいきるなや」などなど。意味はおおむね「偉そうな口を聞いたり、行動をとること」となろう。眠れない土曜日の夜中にGrand Funk Railroadという1970年代に米国で活躍したハードロックバンドの特集番組を聴いていてこの「いきる」という言葉を思い出した。どう考えてもさしたる重要性のないことに関して不必要に細かい知識を持ち、それについて鼻にかけるディスクジョッキー(死語)に、関西弁特有のことチープな響きをもつ幼児語がぴったりだと感じたからに違いない。夜中の時間つぶしの番組だから仕方ないのだろうが、特定のバンドの特定の時期の作品に心酔することなくロックにおける批評とは何かを考えながら音楽を紹介してほしいものだ。