ADSLを導入してから家に無言電話がかかってくるようになった

■ADSLを導入してから家に無言電話がかかってくるようになった。ご承知のようにADSLの導入で回線をデジタルからアナログにもどすと電話番号を変えなければならない。きっと昔の電話番号の持ち主が、恋人のほっぺたを札束ではたいて別れでもして恨みを買っているのだろうと思っていたら、どうもおかしい。PHSに電話がかかってきて、何度かけても話し中だからPHSの方にかけた、という人が出てきたのだ。ためしに自分でPHSから家にかけて自宅の受話器をとると、最初にピロピロと信号音が鳴って10秒間無音のあと、勝手に切れてしまう。電話をかけた方からすると、何の応答もないままいきなり切られたかっこうになる。それで話し中か何かと思ってPHSの方へ電話してきたようなのだ。ああ、これが例のADSLに切り換えたときにたまに発生するという通話のトラブルか、せっかく17,000円も出してxDSLルータを買ったのにISDNに戻さなきゃいけないとは、と落胆しつつも、念のためにADSL故障受付のフリーダイヤルに電話をした。そうすると日曜日にもかかわらず男性の技術者がていねいに応答してくれ、トラブルの原因が明らかになった。ナンバーディスプレーのサービスを申込んでいるのに、家の電話機がその機能に対応していないことが原因だった。それを証拠にもう一度自分のPHSから家の番号にかけ、しばらく待ってから受話器をとるとちゃんと受信できる。ピロピロという最初の信号音は相手先が電話番号を通知するデータ音で、家の電話機が1997年製と少々古く、そのデータ音を拾ってくれないようなのだ。デジタル回線をアナログ回線にもどしたことでそれが顕在化したらしい。さっそく116番へかけてナンバーディスプレーを解約。これで安心してADSLを楽しめる。しかし、たった4年前の電話機が回線トラブルの原因になるとは、通信環境の変化は意外に速い。ADSLのおかげで近所のCATV会社があわてて下り128kbpsのサービスを始めたのだが、ほぼ同じ料金、同じベストエフォート方式で1.5MbpsのADSLと128kbpsのCATVとどちらを選ぶかは明白だ。うっかりしていると時代の流れに取り残されて、経済的にも不利な立場に置かれてしまう。
■そう、世の中の変化は思ったより速い。首相が公約している構造改革を本気で進めたら、ここ2、3年で日本の経済的な環境はどれくらい変わるか予想もつかない。日銀が変節してインフレ目標でも設定しないかぎり資産デフレはさらに進むだろうし、労働市場ももっと厳しくなるだろう。この2、3年はあまり大きな買い物や派手な生活の転換はしない方がいいように思う。今までの日本と比べて、3年後の日本がどれだけ変貌しているか(あるいは変貌していないか)、ほんとに想像もつかないからだ。これからも今までと同じだと思って親や先輩と同じような生活設計していたら大変なことになる。
■そういえばこのサイトはトップページにサイバークリック社のバナー広告を出しているのだが、最近、サイバークリック社自身の広告が現れるようになった。きっと広告主が見つかりにくくなっているに違いない。不況の足音はこうして忍び寄ってくる(?)