持ち家か賃貸かにつき読者から大反響

■持ち家か賃貸かの話題についてとても反響が大きいので今日もその話。家計と企業は違うという指摘を頂いた読者の方から、企業は価値の最大化が目的だが、家計は破綻しなければよい、家計はキャッシュフロー・ベースで考えればよく、持ち家が資産であるか負債であるかは本質的な問題ではない、とのメール。なるほど、大変参考になる。
別の方からは『ゴミ投資家のための人生設計入門』という参考書をご紹介いただいた。ぜひ読んでみたい。いずれにせよ僕が問題提起したかったのは「家は買うのが当たり前、しかも新築を」という常識はもはや常識ではなくなっているのではないか、ということだ。
さすがthink or dieの読者の方々、常識という先入観ではなく、キャッシュフローなど合理的な基準で持ち家と賃貸を比較しておられる。経済のことはまだまだ勉強が足りないと痛感したので、これを機会に賢明な選択のための知識を仕入れたい。
読者のみなさんにお礼を申し上げます。現時点の結論としては、買うなら築10年以内の中古マンションを買おうということ。しかもすぐは買わない。理由は(1)地価の二極化がまだ進むだろう、(2)郊外も含めて住宅供給はしばらく増え続けるだろう、(3)新築にこだわる一般人がまだ多いので中古マンションの価格はまだ下がるだろう、以上3つ。
もちろん貯金がないからすぐ買えないってのもあるが。家に余分なお金をかけるより、豊かな生活のためには何が必要か、その「ほんとうに必要なもの」のための流動性を手元に残しておきたい。たとえば「もっとも効率のいい投資は、頭脳に対する投資である」と言った人もいる。
IT革命で単なる情報収集・分析が大幅に効率化されれば、人間にはますます創造的な能力や、情緒的な表現力が要求される。そうなったとき、豊かな生活のためには頭脳やハートにお金をかけることがますます重要になってくる気がするのだが。