ASP(Application Service Provider)事業者が中小企…

■ASP(Application Service Provider)事業者が中小企業の成約を増やせず、どこも苦戦しているらしい(日経BizTech)。ERPのときも議論になったことだが、欧米でASPが一定の市場を確保できるのは、新興のベンチャー企業が事務処理のノウハウをもった人材を確保する余裕がないという事情があるからだ。日本は新興企業と言ってもほとんど大企業や銀行の資本が入るので、親会社や銀行から経営者を迎えてそれなりに業務を回していける(注:創業10年以上の企業を「新興企業」とは言わない)。だから純粋にシェアドサービスでコストが削減できる中小企業しかASPを利用しない。しかも中小企業ほど社内の情報をオープンにしたがらない(大企業に比べて外部利害関係者からの圧力が少ないため)。欧米で商売になっているからといって国内でもそうなるとは限らないのに、日本のASPはすでに過当競争になっているという。IT革命批判はIT革命そのものではなくIT革命についてのこうした「勘違い」を対象にすべきだろう。欧米と日本の差異を看過して「舶来品」にとびつく名誉白人感覚が日本のIT革命を歪めているということに早く気づかなきゃ。
■銀座の目抜き通りに装甲車なんて、子供じゃないんだから自分のおもちゃみたいに自衛隊をふりまわしちゃいけない。石原都知事。しかし三宅島の惨状に胸を痛め、避難民を手厚く出迎えれば知事の人気もうなぎのぼりだろう。この自然災害は知事が支持基盤を固める絶好のチャンスとなった。