東京のLOTUS FORUM 2000に行って来た

■東京のLOTUS FORUM 2000に行って来た。会場が狭かったせいか盛況なように見えた。前の前の会社でずいぶんお世話になった国内のNotes/Dominoベンダーでは最古参のシー・アイ・エスのプレゼンを人事部や同じシステム部門の人たちに見てもらった。ダウンサイジング移行期の企業にありがちなパターンは、システム部門はパッケージを全社適用した経験もないのにパッケージを毛嫌いし、ユーザ部門はパッケージを適用したがるというものだ。世の中に完璧なパッケージなどない。そもそも「完璧なパッケージ」というのは言葉の矛盾だ。パッケージはいろいろな企業の業務形態の「最大公約数」でしかないのだから、パッケージは本質的に「不完全」なものである。それを理解した上でパッケージをどう使いこなすか。そこにダウンサイジング後の情報システム部門の腕の見せどころがあるわけだが、人間誰しも身をもって痛みを知るまでなかなか分かろうとしないようだ。
■仕事のストレスで現実逃避ということでもないのだが、本屋に平積みになっていたので、つい村上龍『希望の国のエクソダス』(文芸春秋)を買ってしまった。でも日経BPのお仕事(もちろんsideline)があるのでなかなか読む暇がない。
■最近、このページを閲覧した人のreferer(このページの直前にどのページを閲覧していたか)の統計にF社のイントラネットのURLがあるのだが、いったい誰がイントラの個人ページからリンクを張って頂いているのでしょうか?ぜひご一報を。
■クリントン大統領、サミット来日が半日遅れるらしい。沖縄に来たくないんじゃないの?
■ソニーの出井会長が最近パソコンを習い始めた森首相に対して「キーボードもけっこうだがビジョンの方が重要」と注文をつけたとのこと(政府IT戦略会議第一回会合)。おっしゃるとおり!リーダーに必要なのは些末な技術的問題にこだわることではなく、ビジョンを示すことだ。そしてみんながついてくるビジョンを作るためには、他者の言葉に耳を傾けることが重要。ところが技術にこだわる人間に限って、よくネット上の掲示板で展開されているような不毛な神学論争の隘路にはまりがちだ。技術は「どうやって(How)」をめぐる問題だが、ビジョンは「なぜ(Why)」や「なに(What)」をめぐる問題。「なぜ」と問うて現状を疑い、再考することができなければ、いつまでも今までと同じ発想で「どうやって」を考え続ける落とし穴に陥ってしまう。
■NTTも今回ばかりは評判が悪くなる前にproactiveな対応をとっているせいか、IP接続サービス(フレッツアイ)はなかなか快適である。サービス拡大するようなので対象地域のみなさんにもおすすめする。ダイヤルアップ時の接続確立が速くなったのは、僕が加入している@niftyが設備増強したためだと思われる。@niftyも他プロバイダがフレッツアイ対応で時間無制限タイプを値引きしたのに追随して、9月から月2000円で時間無制限になる。@niftyもなかなかよろしい。