アングロ・サクソン流の「資本の理論」のバカさ加減を露呈させる事件が起こった

■アングロ・サクソン流の「資本の理論」のバカさ加減を露呈させる事件が起こった。ニュースでご存じのとおり米国3大ネットワークABCの親会社であるウォルト・ディズニーと、ABCに番組を提供しているタイム・ワーナーが番組配信の取引条件をめぐって対立したことから、CATV350万世帯がABCを試聴できなくなっているという。顧客より株主への利益還元を優先した結果だ。番組を提供しないコンテンツ会社と、番組を配信しないTV局でも、株主に利益さえあれば存在意義があるとでもいうのだろうか。まったくバカげている。日本も今米国流資本主義を必死で追いかけているけれど、米国が払っている社会的損失を見れば、その未来は決して明るくない。「株主重視の経営」にこだわるあまり、他のステークホルダを無視したのでは話にならない。