先週末から風邪なのか何なのかよく分からない体調不良

■先週末から風邪なのか何なのかよく分からない体調不良。体がだるだるで、胃の調子もだるだる。空腹でも吐き気がする。そんなとき、ただでさえ粗食好きな僕が何を食べればいいのか。出張で朝4時55分起き。日の出前の暗い道を駅まで小走り。総武線で爆睡。新幹線の中ではロールパン3つ100円也をお茶なしで食べる。ロールパンだけで朝食を済ませられるとは何という幸せ。しかし出張先での昼食は同僚のみなさんと違うモノを食べるわけにもいかず、やむなく「ギョーザ」。この体調不良にコテコテギョーザはひじょ~につらかった。思い出すだけで吐き気がする。重い体を引きずってようやく帰宅。めずらしく夜8時ごろまで早寝した後、ファミリーマートで調達した巻き寿司、たまご豆腐、サラダと、昼食のコテコテを挽回すべく、あっさり&さっぱりの夕食。できれば味つけ全くナシの雑炊でも食べたかったところだ。当分は白米、豆腐、野菜、ミネラルウォーターの生活になりそう。
■地方に行くと、その土地の名物を出す食べ物屋に入りたがる人がいるが、本当にその土地の地方色を知りたいのならマクドナルドに入るべきだ。というのは、名物を出す食べ物屋には観光客しか集まらないから。観光地で観光客の顔ばかり見て何の意味がある?それに、たとえば大阪人は毎日タコ焼きばっかり食ってるか?違う。たぶんマクドナルドでハンバーガーを食べていることの方が多いだろう。マクドナルドにはその土地でフツーに生活している人たちがフツーに集まってくる(残念ながらお年寄りはあまりいないけれど)。ハンバーガー片手に本を読んでいるフリをしながら周囲の人たちの会話に耳を傾けているだけで地方色を感じることができる。全国どこへ行っても同じはずのマクドナルドに「差異」が現れていれば、それこそ「地方色」なのだ。上述のギョーザ屋は実はその土地の名物なのだが、案の定、怠慢な店員と観光客らしき若い女性と出張のサラリーマンしかいなかった。根本的に地方の楽しみ方を間違えている典型例である。土地の名物は単なるマーケティング戦略だ。下手なマーケティングに踊らされず、マクドナルドに入るがいい。
■息抜きに何か文庫本でも読むかぁ!と思って船橋東武の本屋を30分以上行きつ戻りつして、結局買ったのはまたもや夏目漱石だった。『硝子戸の中』。今まで自分がこれほど漱石好きだと意識したこともなかったが、今回も「当たり」だった。文豪がこんな下らないことに神経を苛立たせていたとは、笑える。この「愛と苦悩の日記」も、めざせ『硝子戸の中』!!
■ということで、『硝子戸の中』からの引用。「不愉快に満ちた人生をとぼとぼと辿りつつある私は、自分の何時か一度到着しなければならない死という境地について常に考えている。そうしてその死というものを生よりは楽なものだとばかり信じている。ある時はそれを人間として達しうる最上至高の状態だと思う事もある」(岩波文庫版『硝子戸の中』p.24)