『グローバリズムという妄想』のひどい翻訳

■最近、日本経済新聞社から出版された単行本『グローバリズムという妄想』(ジョン・グレイ著)は市場主義・規制緩和というものに対する先入観を見事に180度ひっくりかえしてくれる名著だ。しかし翻訳がそりゃもうひどい。石塚雅彦という1940年生まれの日本経済新聞社論説委員が訳者だが、アルバイトを雇って翻訳させたのが見え見えなのだ。こんな翻訳を自分の名前で出版して、石塚という人は恥も外聞もないらしい。日本の読者をなめているとしか思えない。